クリーン度と空調/照明等空調冷房負荷

(1)室内器具からの発生熱量

事務機器や工作機械等の電動機からの発生熱量はすべて冷房の熱負荷となる。
発生熱量は電動機出力[kW]を電動機効率(ηm)で除した値とみなす。

発生熱量 = (機器容量[kW]) ÷ (ηm)
表-1 機器の発熱量
  発生顕熱 発生潜熱
[Kcal/h] [kJ/h] [Kcal/h] [kJ/h]
電灯・電熱(kW当り) 860 3,595 - -
蛍光灯(出力kW当り) 1,000 4,185 - -
電動機 0.1〜0.37kW(kW当り) 1,440 6,028 - -
0.37〜2.2Kw(kW当り) 1,250 5,235 - -
2.2〜15Kw(kW当り) 1,000 4,186 - -
家庭用ガスオーブン 2,000 8,372 1,000 4,186
<出典>「建築設備ポケットブック(改訂第3版)」井上字市、相模書房(1994)

(2)照明器具の冷房負荷

冷房負荷計算の場合の照明器具の発熱量の考え方としては、照明器具で消費される電力は時間遅れを生じながら最終的にはすべて熱に変わり、 外部に排出しない限りそのほとんどは冷房負荷となるとする。照明器具への入力電力がわかれば、その値が照明器具の全発熱量[W]ということになる。 表-2に代表的なランプ電力と入力電力(総合電力)を示す。
表-2 ランプの総合(入力)電力
  定格ランプ
電力[W]
総合(入力)
電力[W]
白熱灯(95W) 95 95
ラビットスタート 蛍光灯(36W) 36 40
ラビットスタート 蛍光灯(36W、3波長型) 36 40
Hf蛍光灯(32型) 32 35
Hf蛍光灯(32型  高出力使用) 45 49